自分のこと。

日記と自分語り。

複数の本を同時に、テキトーに読むのがいい 2022/05/09(月)【日記】

年休。自分のゴールデンウィークとしては最終日。
せっかくの休み、自分の時間の使い方を見直そうと『ポートフォリオワーカー』に書かれていた「追跡記録」をやってみた。

自分がどうやって時間を使っているかを見直すべく、その日の行動をスケジュール帳に書き込む、という手法。
実際にやってみたところ、さっそく改めるべき時間の使い方がいくつか見つかった。(朝にゴミ出しの準備をする→頭がフレッシュな朝にやるのは時間がもったいないから夜やろう、みたいな)
結構有用な方法なのかもしれない。
なんとなく三日坊主で終わりそうな気もしてる今。



午後、書店で色々と本を買って読んでみた。

『よちよち文藝部』
文豪たちとその作品について、分かりやすく面白く書かれていて、作品に興味が湧いた。
海外文学を読む際のポイントとして「訳がわかりにくければ別の訳で飲めばいい」「先にあらすじを読めばいい」が心に残ってる。「読んでいいんだ〜」ってなった。
積読してた『罪と罰』『アンナ・カレーニナ』へのモチベが上がった。(トルストイは取り上げられてなかったけど)
さっそく『罪と罰』の方を読み始めた。


『夜のこと』
phaさん意外と(失礼)モテるようで、女性経験はわりかし豊富そうだった。
基本ネット経由で知り合ってるらしい。自分ももやろうかなって思ったけど、どうだろう。
読んでて面白いのと自分が経験して面白いかは別な気がしてる。
内容は不倫、浮気の相手だったり、超メンヘラの相手だったり……
自分の価値観ではやらないような事が沢山書かれていて、若干のカルチャーショックを受けるも、それ込みで面白く読めた。


『乱読のセレンディピティ
セレンディピティとは「閃き」のような意味らしい。
サラッと読んだけどいまいち要旨が掴めきれてない感じがする。
グレシャムの法則を元にした「悪書は良書を駆逐する?」の章が面白かった。
貨幣と違って、良書は読むべき古典として生き残ることができる。
読むべきではない、読まない方がよい、読むな、とされる悪書は逆に面白く読めてしまう。布団の中で読むエロ本とか。
読むべきではない本をまとめたはずの禁書目録は、皮肉なことに「面白い本」をまとめたものになった。

乱読、同時並行的にテキトーに複数の本を読むのは結構楽しかった。
ステーキばかり食べてたら飽きるのと同じで、色んな味の本を取っかえ引っ変え食べた方が楽しさが持続する気がした。


夕方、溜まった日記ブログを書いた。
溜めてしまうとその日考えていたこと、やったことが曖昧になってしまう。
忘れずに心に残ったことだけ覚えてればいい、みたいな考え方もあるけどどうなんだろう。
むしろ書いた方が安心して忘れられそう。その方がセレンディピティは生まれるのかもしれない。


では、また。